飯豊連峰 西俣ノ峰(1,023.2M) 
・・・・新春企画のために・・・・

取付尾根 枝尾根から見下ろす 十文字池 もう直ぐ西俣ノ峰
作業を終えてメシ! 大石山方向 陽も当たってきた kenrokuさん


日 時 平成20年12月14日(日)  
参加者 kenrokuさん、mariちゃん(めおと)、しみけんさん、いちごちゃん、りょうちゃん、konchang、LTQ
行き先 飯豊連峰 西俣ノ峰
天 候  ミゾレ〜小雪・曇り
気 温  14日 AM07:00〜PM16:00 1.2℃〜5.3℃ (気象データは山形県小国町)
      現地 西俣ノ峰付近では午前11時頃 気温−2℃(手元寒暖計)
目 的  個人山行(新春企画)の状況観察&荷揚
装 備  冬山日帰り
登はん用具:なし
雪山装備:ワカン・Wストック
ナビ用品:GPS、Mポインター、地図、シルバコンパス
防寒具:合羽で代用・フリース
飲み物:水 500ml ポカリスエット500ml
食料品 握り飯2個 菓子パン2個、インスタントラーメン
その他 非常食1,000Kcal分
残 量 非常食、菓子パン1個


コースタイム 事柄 備考
05:00分 自宅発
06:45分 梅花皮荘着 集合済みでボクが最後
07:05分 梅花皮荘発(300m)
07:12分 奥川入荘に挨拶
07:25分 西俣ノ峰尾根 取付き(320m)
08:02分 522ピーク(522m) 天気は回復傾向
08:35分 十文字鞍部    食事
10:17分 西俣ノ峰着(1,023.2m)
10:36分 デポ地決定・・・梱包&括りつけ・・・後ノンビリ昼食タイム
13:26分 デポ地発
14:18分 十文字池着
14:35分 十文字池発
15:00分 522ピーク
15:28分 取付
15:40分 奥川入荘 横山さんに下山の報告
15:50分 梅花皮荘着 入浴後解散
18:00分 自宅着

概略
正月はそれぞれナニガシか計画もあるので、翌週の3連休に頼母木山を目標に・・・とkenrokuさんに声をかけた。
そうして、集まったメンバーは8名。今回は大ちゃんが都合により欠・・・

1月の西俣ルートでのテント泊の計画・・・装備品やら経験などバラつきがあるので、安全策を中心に考えている。
オオドミで泊れば翌日の時間に余裕があるが、そこまでデポ地・テン場を上げると条件が厳しい場合届かない・テン場を下げる必要がある可能性があるので撤退の楽な西俣ノ峰近くに考えている。
また、低温強風下でのテント設営など難しいことは出来ないので、今回はとにかくこの時期にその場所で安全に泊ること。
そのこと自体が重要だと考えている。正直なところ、目標を達成できるかどうかは天候次第だと思う。
お天気が許してくれない場合は、素直にそれに従うしかないなと思う。

徐々にステップアップしていければ良いので、この新春企画を踏まえて色々と皆で勉強してステップアップしていければと思い企画しました。

季節は非常に厳しい時期なので、簡単じゃないし、夜明け〜日没までの時間が短いので時間の無駄使いもできない。
それも、これも経験と勉強なのでガンバリたいと思っています。
そんな楽しみと不安の準備の荷揚げ山行でした。

なお、視界の悪い場合の下山目線でビニール製のテープ標識を少し残置してきました。
これらは、本番下山時に回収します。

記録

夏以降、クライミングの練習に行く事が多くいわゆる、山登りそのものは少し空いてしまった。ジョギング程度は時々するが、やはり山登りのトレーニングは山登りが一番だろう。これから約3週間週末の過ごし方を考えたい。

前夜のうちにデポ品を車に積み込んでいたが朝、起きると雨が降っていた。軽く食事をして雨か・・・と思いつつでも
大降りはないだろう。とか、雪だろう?とか考えながらでかける。前日、メールでいちごちゃんは前泊とのこと。
コンビニに寄って梅花皮荘へ。

みなさんお揃いでボクがビリ。りょうちゃんは昨日、1本登りデフ棒を置いてきたとのこと。カッパを着て恨めしく天を眺める。でも、雲が高いのでそんなに悪くはないだろう。
前日小分けにしていたデポ品を各自ザックに詰め出発。途中、奥川入荘に挨拶して先に進む。

取付の尾根から枝尾根へ。振り返るとまるで墨絵のような景色だ。
落葉に薄っすらと雪が被った状態で歩き難い。ブツブツ言いながら522P(大曲り)へ。ますます雲は高くなり好転が予想される。
522Pからは比較的歩き易い。競輪風に言えば、Konchangとりょうちゃんが東北ラインで先行、追う越後のいちごちゃん。そんな感じで3人が先行していく。速い、速い・・・・

十文字鞍部に近づくと雪を踏むようになる。しかし十文字池が未だに確認できる。りょうちゃんによればここから昨日はワカンを着けて快適だったとのこと。食事をとりワカンを着けて出発。雪質はザラメの上に数センチの新雪。
雪が少ないために西俣ノ峰が近づいてもかなり薮っぽい。
冬のイメージが出ない。西俣ノ峰から振り返ると白のベタ塗りの朝日連峰が見えた。

少し先に進んで昨日のりょうちゃんのデフ棒の残置場所をデポ地とした。ただ、樹の形状が丁度良いものがなく、デポ缶が安定せずに、みんなでああでもない、こうでもないと言いつつ、りょうちゃんが苦労して何とか括りつけた。
作業を終えて、楽しいメシタイム。12月半ばにもかかわらず、ツエルトもなしに食事を楽しめた。
好天のおかげで長居をしたが下山開始。

中途半端な雪に足を取られながら下山。522Pから下の小さな岩場はプラブーのmariちゃんが苦労するがクライムダウンのスタイルはなかなか安定しているので問題なし。むしろ、下りの斜面の落葉が滑り易い。全員無事にほぼ予定時刻に帰着。
奥川入荘前で横山さんと下山の報告と少し立ち話。
横山さんによると、一発目の雪でクマは奥に帰り、その後雪が無く兎猟もままならない。全く雪待ち状態とのこと。

早く雪が降り少し落ち着いた状態で本番を迎えたいと勝手なお願いをしている。






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